06.15.04:05
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03.23.22:00
絵を描く人の話では、よく「水彩が得意? 油絵(厚塗り)が得意?」という話題が出ます。
私は厚塗りが得意で、線画からクオリティをあげようとすると、厚塗りの倍ほどの時間がかかるタチです。 自分に合った描き方がわかれば、そちらをメインに練習して磨き上げることもできるし、逆に意識して苦手なほうを練習して克服することもできます。 自分がどちらの描き方が合っているのか? ということは、これから絵を描きたいと思っている人にとっては気になるところじゃないでしょうか。 それが簡単にわかるテストがあります。 まだ自分の得手・不得手がわからない方は、参考にしてみてはいかがでしょうか。 質問 次の画像のうち、上の図形により近いと感じるものをあげてください。 結果は、つづきから。 どちらが近いか、選べたでしょうか? これは、脳が「線・形状」と「色彩」のどちらを優位に感じているかのテストです。 [a]を選んだ人は、「線・形状」を優先的に感じ取れる人です。 線画を描くことが得意なことが多いです。 「気持ちのいいライン」を描くことが得意なタイプです。 デッサンをするときには、鉛筆デッサンで輪郭から攻めることが合っています。 [b]を選んだ人は、「色彩」を優先的に感じ取れる人です。 厚塗りが得意なことが多いです。 色をのせてから形を整えることが得意なタイプです。 デッサンするときには、木炭で面を描いてから細部を削りだすことが合っています。 このテストは造形心理学の授業で知りました。 周囲で絵を描く方々にきいてみたところ、中々の精度を持っていたのでご紹介しました。 勿論、練習次第でこれらの優位性が変わることもありますし、この結果がすべてではありません。 平面構成や写真などでは、どちらの意識も必要になりますしね。 絵を描く皆様の参考になれば幸いです。 PR
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